ある日の週報から

                           2012.4.25

 早いもので結婚してからだいぶ経ち、長男2歳10ヶ月、次男1歳3ヶ月になりました。
「あぶい」と言ってなかなか歩かなかった長男も、今では廊下を走り抜け、女の子だと思っていた第二子は、これまた男で!!発達の遅れを少々指摘されたものの、もうすぐアンヨしてくれそうです。二人の存在は周り皆を笑顔にしてくれ、間違いなく、私達の新しい絆となってくれております。
 私は、毎回「あかし」の原稿を同じノートに書いています。読み返すとどれも恥ずかしい文章なのですが、それもあの時おかれていた自分の心情です。当然今の私のことはわかりません。
 昨年三月、大震災がありました。被災された誰もが、当たり前の日常がなくなってしまうことなど知りませんでした。
 人間は時に多くを望み、未来を理想高く掲げます。私もまた、二人の息子の将来など考えると、やはり色々悩みます。
 被災者の方の取材に、「遠い先を考えると心が折れてしまいます。今の状況でベストを尽くすしかありません。」とありました。
本来きっとそうなのです。何事にも。
 置かれたその時を謙虚に受け入れ、一生懸命生きていくしかないのです。
 良いときも、悪いときも。
 先々、息子たちはこの震災のことを覚えていないでしょう。科学・医学…全てが進歩していく中を生きていく彼らに、この日の感覚は絶対に伝えていかなくてはならない。今いる大人は、この震災であった事をごまかしてはいけない。起きた事を真摯に受け止め、今一度考える時なのだと、一年経って多くの被災者の方々の声が上がってくる中、改めて思わされました。
                                                 (Y.S)